2020-11-26 第203回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
オリンピック・パラリンピックで必要な医療人員やその予算について、まだ算定中ということですが、選手が一万五千人、ボランティアを含むスタッフが約十万人、観客、これ減らしても五百万人程度が見込まれているということですが、コロナを考えない状況でも医療従事者が一万五千人、これ暑さ対策ということですが、コロナ対策を含めると更に多くの医療従事者が必要となります。
オリンピック・パラリンピックで必要な医療人員やその予算について、まだ算定中ということですが、選手が一万五千人、ボランティアを含むスタッフが約十万人、観客、これ減らしても五百万人程度が見込まれているということですが、コロナを考えない状況でも医療従事者が一万五千人、これ暑さ対策ということですが、コロナ対策を含めると更に多くの医療従事者が必要となります。
そして、必要な人員、看護人員、医療人員を確保していくとするならば、その人件費がそれなりにきちっと反映される、同時に人員の配置によって使用ベッドが決まっていくという形にならない限り、診療報酬が現状のままにおいてやっていくとするならば、先ほども言いましたように、薬価差益がなくなればますます短時間診療とかあるいは乏しい人員配置によっての医療という方向に経営としてはいかざるを得ないのは明らかでございます。
同時に、これは保険制度でありますから、ある程度保険料の適正、これは考えなければなりませんけれども、政府といたしましても、その保険料の適正化をはかると同時に、ただいまのような医療施設、医療人員等の整備について積極的な態度が望ましい、かように私思います。 ただ私、この日本の場合において、ある組合の医療保険はたいへん進んでおるけれども、あるものはおくれておる、こういうような非常な不均衡がある。
幾ら病床つくってみても、そこで働く医療人員が足りないとか、たとえば医師が足りない、それから看護者が足りないとか、専門のそれが足らないからということで、いつも建物だけはつくりましても、内容がそろわないからといって空床になっていることが多いので、それを見越してことしは少ないのじゃないかと、こう考えました。